短刀〈銘国光/元応二年三月廿日〉 たんとう〈めいくにみつ/げんおうにねんさんがつにはつか〉

工芸品 / 鎌倉

  • 鎌倉 / 1320
  • 平造、三ッ棟、内反、鍛小板目、肌よく約み、地沸よくつき地景頻りに入る。刃文細直刃、匂深く小沸よくつき金筋頻りに入る。帽子小丸、沸くよくつき金筋かかる。彫物表腰樋、裏護摩箸。茎生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔三。
  • 身長24.5  (㎝)
  • 1口
  • 重文指定年月日:19580208
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 国宝・重要文化財(美術品)

相模国鎌倉住人新藤五国光の作である。国光は短刀の作を得意とし、粟田口吉光と並んで古来短刀の双璧と称されている。この短刀はその特色を最もよく示したもので、元応の年紀は国光研究上の貴重な資料でもある。

短刀〈銘国光/元応二年三月廿日〉

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