福勝寺 求聞持堂 ふくしょうじ ぐもんじどう

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 和歌山県
  • 江戸前期/1650
  • 桁行9.6m、梁間5.2m、寄棟造、西面本堂に接続、本瓦葺
  • 1棟
  • 和歌山県海南市下津町橘本
  • 重文指定年月日:19910531
    国宝指定年月日:
  • 福勝寺
  • 重要文化財

福勝寺は旧熊野街道に近い山中にある高野山真言宗の寺院で、古くから修験者の行場として知られている。
 本堂は寄棟造、本瓦葺の三間堂で、内部の墨書から室町時代の建立であることがわかる。主要材の保存も良く、中世の標準的な三間堂として価値が高い。
 求聞持堂は藩主によって建てられた祈祷所で、本堂に接続している。密教修法施設の江戸時代初期の例として貴重である。

福勝寺 求聞持堂

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