絵画 油彩画 / 明治
清閑寺住職の岩佐恩順が僧のモデルとなっている。焚火をかこむ2人づれと仲居、舞妓に熱心に語りつづける僧侶の顔には年輪が刻みこまれているが、風貌にはどこか野卑さがあり、仲居と並んで興味深い個性を感じさせる。
昔語り下絵(仲居)
黒田清輝
《昔語り》の僧侶
黒田清輝筆