歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
藤原道長の栄華を中心に描いた歴史物語『栄花物語』最古の写本。もと三条西家に伝来したもので、大型本10帖、枡型本7帖の2種を取り合わせて1部としている。両方とも奥書はないが、前者は鎌倉中期、後者は鎌倉初期の書写とみられる。『栄花物語』は古本系、流布本系、異本系に分類されるが、本書は古本系統の最古写本である。三条西実隆はその日記『実隆公記』永正6年(1509)11月4日、8日の条に、本書を全17冊を百疋にて入手した旨を記している。
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栄花物語
大和物語〈下/(勝命本)〉
大鏡〈巻第二、五、七/〉