短刀〈銘来国光/元徳二年以下切〉 たんとう〈めいらいくにみつ/げんとくにねんいかきれ〉

工芸品 / 鎌倉

  • 来国光
  • 鎌倉 / 1330
  • 平造、三ッ棟、内反。鍛小板目肌よく約み、地沸つき、僅かに来肌表れる。刃文広直刃、小沸よくつき小足僅かに入る。帽子小丸、やや長く返る。茎生ぶ、僅かに先を切り、先栗尻、鑢目切、目釘孔一。
  • 身長25.4  内反
  • 1口
  • 重文指定年月日:19550202
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 個人
  • 国宝・重要文化財(美術品)

来国光の健全で出来のよい作。元徳二年の年紀は貴重である。拵は江戸時代であるが、用いられている金物は金無垢獅子の高彫、丸彫など優秀なもので、無銘ながら後藤祐乗の所伝が肯定できよう。

短刀〈銘来国光/元徳二年以下切〉

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