太刀〈銘備州長船住成家/貞治二二年十二月日〉 たち〈めいびしゅうおさふねのじゅうなりいえ/じょうじよねんじゅうにがつひ〉

工芸品 / 南北朝

  • 備州長船住成家
  • 南北朝 / 1365
  • 鎬造、庵棟。中鋒、腰反。身幅の広い太刀姿。鍛小板目肌約み、乱映よく達。刃文丁子に互の目交じり足葉頻りに入り、相対に逆がかり匂口締りごころ。帽子乱込み先小丸。彫物表裏に棒樋に添樋を掻き桶先下がり丸留。茎生ぶ、先栗尻、反僅か。鑢目勝手下がり目釘孔三。
  • 身長78.7(強)  反2.4(強)  元幅3.1  先幅2.0  (㎝)
  • 1口
  • 重文指定年月日:19550202
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 国宝・重要文化財(美術品)

長船成家は景秀の流れを汲むと伝えられているが明らかではない。この太刀は同名の初代で出来が最も優れ、地刃共に健全である。

太刀〈銘備州長船住成家/貞治二二年十二月日〉

ページトップへ