石州楮紙 四ツ判 せきしゅうこうぞし よつばん

工芸技術 その他 / 昭和以降

  • 石州半紙技術者会
  • せきしゅうばんしぎじゅつしゃかい
  • 平成14/2002
  • 52.0×74.3
  • 1束(100枚)
  • 文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
  • 平成14年度収蔵
  • 国(文化庁)

石州半紙は、島根県西部の石見(いわみ)地方に伝承されてきた楮(こうぞ)和紙の製作技術である。江戸時代に津和野・浜田両藩が紙の専売を行い製紙を奨励した結果、両藩で漉かれる半紙が大坂商人たちの帳簿用紙として重用され、石州半紙の名が広まった。
 原料は地元産の石州楮で、緑色のあま皮部分を残す「楮そぞり」の工程に大きな特色があり、紙漉き操作は、激しく水を動かす縦ゆりで、繊維を十分に絡み合わせる。漉き上がった紙は極めて強靱で、光沢のある未晒し色の紙色となる。主要な製紙用具として使用される簀桁の寸法は、明治時代までは半紙2枚取りであったが、大正時代からは4枚取り、現在は8枚取りが多い。楮紙四ツ判・八ツ判を裁断して半紙とする。現在の主な用途は障子紙、書画用紙、文化財保存修理用紙など。
 平成13年度文化庁工芸技術記録映画「石州半紙」の対象作品である。

石州楮紙 四ツ判

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