紀伊国名所図会 きいのくにめいしょずえ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 江戸

  • 高市志友(出版)  (1751-1823)
  • たけちしゆう
  • 江戸時代後期刊
  • 版本
  • 各縦26.0cm,横18.2cm
  • 23冊

 江戸時代後期に和歌山城下の書肆・帯屋伊兵衛(高市志友)によって企画された紀伊国全体に関する地誌で、紀伊藩領だけでなく高野山寺領についても掲載する。初編と二編(高市志友編)は文化9年(1812)、三編(加納諸平編)は天保9年(1838)、後編(加納諸平・神野易興編)は嘉永4年(1851)に、それぞれ刊行されている。単に名所だけでなく、広範な地名や寺社について掲載しており、『紀伊続風土記』とならび、江戸時代後期の紀州に関する基本的文献の一つに数えられる。

紀伊国名所図会 きいのくにめいしょずえ

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