組踊 くみおどり

伝統芸能 その他

  • 指定年月日:19720515
  • 重要無形文化財

組踊は、琉球尚円王統十三代の尚敬王(1713年~1751年在位)が、1719年、冊封使を歓待するため、躍奉行であった玉城朝薫に命じて創作させたものがはじまりである。これはせりふを主として歌や踊りとで筋を運ぶ形式のもので、内容は沖縄の史実や伝説に取材したものである。組踊の音楽には三線、箏、太鼓、笛、胡弓が用いられる。「二童敵討」、「執心鐘入」、「銘苅子」、「女物狂」、「孝行の巻」の五番は朝薫の作であるが、朝薫以後も多くの人々によって作られ、「手水の縁」、「花売の縁」、「大川敵討」、「万才敵討」、「大城崩」等の作品もある。

組踊

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