建造物 / 大正
川の北岸に南面して建つ木造二階建の旅館。入母屋造桟瓦葺で上下階に庇を廻らし、二階縁の南面では、腰部や欄間にもガラス窓をたてて開放的な形式とする。客室の内部造作も座敷飾など繊細な意匠になる。近代の湯河原温泉整備期における初期の旅館建築である。
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伊藤屋旅館奥棟
富士屋旅館旧三号館
藤田屋旅館本館