鍋島直正詩書 なべしまなおまさししょ

その他の美術  / 江戸

  • 鍋島直正 (1814-1871)
  • なべしまなおまさ
  • 文政7年~文政13年/1824~1830
  • 絹本墨書 掛幅装
  • 縦112.2㎝ 横33.0㎝
  • 1幅
  • 佐賀市松原2丁目5-22
  • 公益財団法人鍋島報效会

本作と二文字異なる鍋島直正11歳の時(文政7年)の自作の詩が漢詩集「超然閣稿」に収録されている。落款に世龍、落款印に「肥前佐嘉」・「世子之印」とあることから、作詩の11歳から藩主となる17歳までに書したものとわかる。後年の自信に満ちた大胆な筆捌きにはまだ遠いが、線の肥痩によってリズムを出すなど、10歳代での練達ぶりをみることができる。

鍋島直正詩書 なべしまなおまさししょ

ページトップへ