アルチショ

油彩画 

藤島武二 (1867-1943)
フジシマ、タケジ
大正6年/1917
油彩・キャンバス・額・1面
89.5×97.0
右下に署名

32
藤島武二(1867−1943)
FUJISHIMA,Takeji

アルチショ
Artichoke
大正6年(1917)
東京国立近代美術館蔵


赤,黄,紫などの配色が背景を十文字に分割し,そこに朝鮮あざみの花が荒々しい勢いを見せて斜めに伸び出している。絵の具はつやつやと伸び,筆の走りは生き生きとしている。すべての要素が強烈で大胆な色と形を持つにもかかわらず,それらがかっちりと一つにまとまって画面のバランスを整えているのは,「装飾」ということを生涯のテーマとした藤島に特有の,優れたデザイン感覚のゆえであろう。画家が4年にわたるヨーロッパ留学を終え,帰国後一時陥った迷いを脱し始めた頃の作品である。右下の書物に描きこまれたサインも楽しい。


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