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シブノツナイ竪穴住居跡

しぶのつないたてあなじゅうきょあと

概要

シブノツナイ竪穴住居跡

しぶのつないたてあなじゅうきょあと

集落跡 / 北海道

北海道

擦文時代

湧別町字川西

北紋バス川西6線バス停から徒歩10分、湧別町教育委員会 0158-65-3132、自由に見学できます。

北海道指定史跡

・シブノツナイ竪穴住居跡は、湧別市街の北西約10キロメートルのオホーツク海に沿ったシブノツナイ湖の北岸段丘上に位置しています。
・竪穴住居の跡は665軒確認されており、形は一辺の長さ約5~10メートルの方形で、形成年代は縄文文化期、続縄文文化期のものもありますが、その多くは擦文文化期のものと推定されます。また、竪穴群の北西部にはオホーツク文化期の住居跡もあります。
・これまでの擦文文化期の竪穴住居跡の調査結果により構造上の共通点として方形で炉跡、四隅の柱穴、中心部より南側の主柱、粘土窯と煙道、階段状の出入り口があることが認められています。
・出土遺物は、擦文式土器が最も多く、深鉢形、高坏形が多い。石器は少数で、黒曜石の剥片、削器などがあります。
・出土品の一部を郷土館に展示しています。

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