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出雲大社 末社十九社本殿(東)

いずもたいしゃ まっしゃじゅうくしゃほんでん

概要

出雲大社 末社十九社本殿(東)

いずもたいしゃ まっしゃじゅうくしゃほんでん

宗教建築 / 江戸 / 中国・四国 / 島根県

島根県

江戸中期/1744

2棟よりなる 十九間社流造、檜皮葺

1棟

島根県出雲市大社町大字杵築東

重文指定年月日:20040706
国宝指定年月日:

出雲大社

重要文化財

出雲大社は,島根県北東部に鎮座する古社である。境内は,国宝本殿を中心として三重に囲繞する垣によって区画され,本殿周囲には摂末社や宝庫が並び,南面中央東寄りに銅鳥居を配し,その南東には会所がある。
 これらのうち,銅鳥居は寛文度造営,楼門,八足門,廻廊,観祭楼などは寛文度の建物を延享度造営に際し解体移築したもので,他は延享度の新築とみられる。
 出雲大社の社殿は,国宝本殿と同時期に造営された質の高い建築群がほぼ完存し,わが国を代表する神社の一つである出雲大社の建築様式,及びその社頭構成を知る上で欠くことのできない貴重な遺構である。
 また,江戸時代中期における大規模な神社造営,整備の歴史について資料を提供するものとしても価値が高い。

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