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沃懸地獅子螺鈿鞍

いかけじししらでんくら

概要

沃懸地獅子螺鈿鞍

いかけじししらでんくら

工芸品 / 平安 / 関東 / 東京都

東京都

平安

鞍橋、居木ともに黒漆塗、前輪、後輪の面及び居木先は沃懸地、前輪、後輪の表に各々姿態の異なる狛犬三匹づつを螺鈿し毛彫の中に朱を埋め、瞳を沃懸地とし、金銅無地金具の覆輪を付す。

前輪高29.2㎝ 馬挟29.2㎝ 後輪31.5㎝ 馬挟41.4㎝ 居木長28.5㎝

1背

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19590627
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

両輪の外側に磯と海と言われる起伏を持たない、いわゆる海無鞍で、前後輪の形はゆるやかな曲線を示し、居木間もhろく馬挟の強く張った点など平安末期における軍陣鞍の特色をよく表している。沃懸地螺鈿の意匠も古雅で力強く、厚貝に毛彫りを施した螺鈿法も優れている。

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キーワード

/ 前輪 / 両輪 /

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