色絵鱗波文茶碗〈仁清作/〉 いろえうろこなみもんちゃわん〈にんせいさく〉

工芸 / 江戸 / 近畿 

仁清
京都府
江戸
黄白色陶胎、轆轤成形で胴の半ばをやや引き締めつつゆったりと碗形に立ち上がらせる。口縁をわずかに内に抱え込ませ口辺はゆるやかな起伏をなす。底には高台を低く内を斜めに片薄に…
高8.8  口径12.3  高台径5.0  (㎝)
1口
京都府京都市上京区御車道通清和院口上ル東入梶井町448-4
重文指定年月日:19970630
国宝指定年月日:
登録年月日:
公益財団法人北村文華財団
国宝・重要文化財(美術品)

 仁清作の色絵茶碗である。この茶碗は仁清が最も得意とした優美な形態である。この種の茶碗では内面は全体に施釉するが外面は一面にのみ流し掛け、その余白の素地に文様を絵付けする例が多く、仁清独自の手法を見せている。
 本作品は釉流れと鱗波文という幾何学文をみごとに融合させた創意に富む優品であり、筒茶碗の重要文化財・色絵金銀菱文茶碗(一組 重文 世界救世教蔵)と好対照をなす作風である。
 なお付属の桐内箱蓋表に「鱗の紋薬切 金森所持/ 仁 清 茶 碗 」の墨書があり、加賀・本多家の道具目録(『本多氏古文書等』金沢市立図書館蔵)の記載「鱗の紋薬切金森所持/ 仁清 茶碗/ト箱ニアリ(茶碗の図)鱗形藍或ハ萌黄ニ金入/ 比薬萌黄白交リ 内ウス紅」と一致し、本多家に伝来したことが知られる。

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