文化遺産オンライン

野大坪万歳

のおおつぼまんざい

概要

野大坪万歳

のおおつぼまんざい

無形民俗文化財 / 中部

選定年月日:19711111
保護団体名:越前万歳保存会

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 この芸能は、福井県武生市味真野町に伝承される初春の祝福芸の一種で、一般には越前万歳とも呼ばれる。
 芸能の組織は太夫と才蔵の二人一組からなり、太夫は扇、才蔵は太鼓を持って言い立てや掛け合い、あるいは祝儀の舞を舞う。才蔵の持つ太鼓は弓太鼓と呼ばれ、奏法・形状は他に類例の少ない独特のものである。
 曲目には「御家万歳」「鳥刺万歳」「宇治川」「お半長右衛門」「扇づくし」など数十段があり、普通十二段をもって一夜の上演番組とする。
 太鼓万歳と滑稽な笑いを中心とする話万歳を交互に演じるなど、その演出法は地方的特色の著しいものである。公開は正月年頭。

野大坪万歳をもっと見る

国指定文化財等データベース(文化庁)をもっと見る

キーワード

才蔵 / / / 芸能

関連作品

チェックした関連作品の検索