吉利支丹墓碑 きりしたんぼひ

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史跡 / 九州 

長崎県
南島原市
指定年月日:19590724
管理団体名:
史跡名勝天然記念物

島原半島の南岸、天草を南に臨む海浜の共同墓地にある。昭和4年9月埋葬の際、地下に発見され、いま出土地に接する地上に安置されている。なお、本墓地内には若干の吉利支丹墓碑がある。
全長約1.21メートル、幅約0.56メートル、高さ約0.39メートルの蒲鉾形を呈し、材質は俗に天草石といわれる天草産の砂岩である。前面頂部に少さい等辺十字を刻し、その下にローマ字をもつて『FIRISACYE■MONDIOG”XONE■83GOX IRAI1610■IVG16 QEICHO15』と彫られている。後面及び前面に接する背部上にそれぞれ花十字が刻されている。
吉利支丹墓碑が中世末近世初頭におけるキリスト教普及の状況を示す資料として重要なことは更めて説くまでもない。長崎県下においてその数の少なくないのは往時の歴史にあい応ずるものであるが、反面その出土地の詳でないもの移転したものの多いことも事実であり、その製作も精粗さまざまである。この中にあって本墓碑は出土の経緯の略々明かなこと、製作の優秀にして特徴のあること等、価値あるものと認められる。

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