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妙義神社 本殿・幣殿・拝殿

みょうぎじんじゃ ほんでん、へいでん、はいでん

概要

妙義神社 本殿・幣殿・拝殿

みょうぎじんじゃ ほんでん、へいでん、はいでん

宗教建築 / 江戸 / 関東 / 群馬県

群馬県

江戸後期/1756

本殿 桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造
幣殿 桁行三間、梁間一間、一重、両下造
拝殿 桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、
   向拝一間、軒唐破風付
総銅瓦葺

1棟

群馬県富岡市妙義町妙義

重文指定年月日:19810605
国宝指定年月日:

妙義神社

重要文化財

妙義神社は妙義山の主峰白雲山の東山麓にあって、日本武尊を祀る。江戸時代には幕府の保護を受け、また、神宮寺は上野寛永寺の支配下にあった。
 本殿、幣殿、拝殿は権現造、唐門は一間平唐門で、いずれも随所に彫刻を付け、全面に漆塗、彩色を施した華麗な建物である。大工、彫物師、塗師など工匠は大半が江戸から来ており、北関東に多いこの種の遺構の中でも特に優れたものの一つである。拝殿の繋虹梁を丸彫りの竜とし、本殿の尾垂木を雲形とするなど、一部の構造材が彫刻化しているのは、同種の遺構の中では早い例といえる。日光の建築を考える上にも重要な意義をもつ。
 総門は古式な三棟造の構造を残しながら、建ちが高くて屋根が大きいプロポーションや細部の意匠は時代相応であり、江戸時代後期の八脚門の代表的な遺構である。

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