藍彩貼花文四方器 らんさいちょうかもんしほうき

陶芸 / 昭和以降 

加藤卓男 (1917~2005)
かとう たくお
平成16/2004
陶器(三彩)
高18.0 32.0×32.0
1口
文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
第51回日本伝統工芸展
国(文化庁)

 三彩は、緑・黄・藍等の低火度の色釉を施した陶器の制作技法である。我が国では奈良時代に緑・黄又は褐色・白の奈良三彩が唐三彩に倣い焼成されており、その最古の伝世品として正倉院三彩がある。
 作者は、正倉院三彩「三彩鼓胴」の復元で知られるが、その経験から得た知見と技法を活かし、さらにペルシア陶器等の研究成果を取り入れながら、現代的な造形感覚で独自の作風を確立した。
 本作品は、藍彩(酸化コバルト)を多用し、「中国風」の貼花文を配した四角形の器で、作者の三彩技法の展開を示す優れた作例である。

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