十一面観音立像 じゅういちめんかんのんりゅうぞう

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彫刻 / 奈良県 

奈良時代 8世紀
木造 白檀材 一木造 素地 彫眼 立像
像高42.8
1躯
原善一郎旧蔵
重要文化財

 芳香を発する檀木(だんぼく)を用いた仏像(檀像(だんぞう))はインドに起源をもち、東アジアでも盛んに行われた。明朗な表情が印象的な本像は「ビャクダンを用い、一尺三寸の大きさに造る」という、十一面観音像の制作に関する経典の規定に忠実な遺品であり、頭上面から蓮肉下の枘(ほぞ)まで一材から彫出される。中国・唐代の小檀像の影響を受けた緻密な彫技が認められるが、装身具の一部などに別材製のものを貼り付け、頭髪に乾漆(かんしつ)を盛るなど、唐の作例にはみられない技法が採用されており、日本国内での制作とする意見が定説化している。

なら仏像館 名品図録. 奈良国立博物館, 2010, p.101, no.130.

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