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八千代座

やちよざ

概要

八千代座

やちよざ

近代その他 / 明治 / 九州 / 熊本県

熊本県

明治/1910

桁行35.3m、梁間30.6m、二階建、入母屋造、妻入、正面庇、
庇上両端二階付、入母屋造、客席・左右両面二段庇、
舞台及び楽屋廻り三面下屋付、奈落を含む、桟瓦葺、便所及び渡廊下附属

1棟

熊本県山鹿市大字山鹿1499番地

重文指定年月日:19881219
国宝指定年月日:

山鹿市

重要文化財

山鹿市の町なかにある劇場で、劇場建設組合を設立し、資金を集めて建築された。建物は規模の大きな二階建で、内外とも和風の意匠によっているが、小屋は木造の洋小屋となっている。廻り舞台、奈落、客席、楽屋など当初の姿をよく残している。また建設当時の文書類も受け継がれており、建築事情が知られる。
 八千代座は、江戸時代の伝統を受け継いだ本格的な芝居小屋で、全体に保存も良く、この種の建築が少なくなった現在、貴重な遺構である。

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キーワード

楽屋 / 舞台 / 客席 /

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