岩国行波の神舞 いわくにゆかばのかんまい

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無形民俗文化財 / 中国・四国 

山口県
指定年月日:19790203
保護団体名:岩国行波の神舞保存会
備考:
重要無形民俗文化財

 周防に伝承される神楽の一つで、七年に一度執行される年期神楽である。毎年十月十四日に小神楽として荒玉社境内でその一部が上演されるが、七年目の大きい神楽の時には、錦川の川原に赤松の柱九本で約八メートル四方の神殿を建て、屋根を藁のこもで葺いて中央に天蓋を飾る。さらに神殿より約二十五メートル川上に、非常に高い赤松を一本立て、八関の舞の時に、この松柱に登る曲芸的な舞を演じる。曲目には、荘厳【かんごん】(神殿【かんでん】入り)、六色幸文祭【ろくじんこうぶんさい】、諸神勧請【しよしんかんじよう】、注連灑水【ちゆうれんしやすい】、荒霊豊鎮【こうれいぶちん】、真榊対応内外【まさかきたいおうないがい】、日本記、天津岩座【あまついわと】、弓箭【ゆみや】将軍、三宝鬼人、五竜地鎮、愛宕八幡【あたごはちまん】、八関【はつせき】の舞【まい】、湯立【ゆたて】、火納があるが、このうち八関の舞以下は、七年目の神楽の時だけに演じられる。
 周防地方に伝承される神楽の中でもきわめて優れた内容を持ち、地方的特色の濃い神楽として重要である。

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