新島の大踊 にいじまのおおおどり

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無形民俗文化財 / 関東 

東京都
指定年月日:20050221
保護団体名:新島大踊保存会、若郷大踊保存会
備考:
重要無形民俗文化財

 新島の大踊は、東京都新島村本村【ほんそん】と若郷【わかごう】に伝承される小歌踊で、それぞれ盆に踊られており、本村では盆祭【ほんさい】祝儀踊、若郷では盆踊などとも称されている。大踊は、本村では八月十五日の夕方から長栄寺の境内で、若郷では八月十四日の晩に妙蓮寺の境内で踊られている。
 新島村は、東京から南方約一五〇キロメートルの太平洋に浮かぶ新島と式根島の二島からなり、本村と若郷はともに新島に位置する。本村は島のほぼ中央西側の海岸一帯を占める集落で、若郷は島の北部西側の海岸沿いに、宝永八年(一七一一)、本村より移住した者によって拓かれた集落である。
 大踊は男性が務めることになっている。踊り手はカバと呼ぶ布を周囲に垂らした笠をかぶり、紋服の着流しに角帯を締め、その上に細い真田紐を結ぶ。カバは本村では紫色、若郷では赤色である。腰には印籠【いんろう】を下げ、頭から背に色の鮮やかな下げ緒を長く垂らす。印籠は踊りの場に入る際の証となるもので、これを身に付けなければ踊りに加わることができない。踊り手以外の者も踊りの場に入る者は皆、必ず身に付ける。履物は履かず、白足袋はだしの姿である。
 本村では、踊りの場となる長栄寺に、長栄寺住職、宮司、村長等が迎えられ、最後に住職が着座すると檀家総代によってお茶が捧げられる。住職が茶碗を手に持つと「はいらっしゃい」と声がかかって、提灯に先導された大踊衆の一行が二列に並び境内へ進み始める。列の右側はカサボーロク(傘ぼーろく)、左側はカマ(鎌)を先頭に、笛、太鼓、歌い手、踊り手が続く。このときには笛と太鼓が囃される。境…

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