鉄釉陶器 てつゆうとうき

陶芸 

指定年月日:20050830
重要無形文化財

 鉄釉陶器は、釉【うわぐすり】に含まれている鉄分によって黒色、茶色、黒褐色、柿色などに呈色する陶器の制作技法である。鉄釉陶器は、別に天目【てんもく】とも呼ばれ、東洋独特の焼物として独自の発展を示した技法であり、古来、中国各地で作られ、その影響で日本や東南アジアなどでも作られるようになった。特に優れたものが焼かれたのは中国宋時代で、数多くの名品が生まれ、わが国にもたらされたものも多い。
 わが国では、鎌倉・室町時代に瀬戸の地で焼かれて以来、茶道の流行等を背景にして発展するなど、全国各地で作られた。近代に入って、技術的にも著しい進歩が見られ、この技法を駆使して優れた制作活動を行う作家が輩出した。
 今日の鉄釉陶器は、伝統的な釉技【ゆうぎ】をもとに創意工夫が加えられ、高度な芸術的表現を可能にする陶芸技法として高く評価されるものである。

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