島は周囲僅か１キロ余りの小島であるが、ホルトノキ、コバンモチ、タブノキ、カカノキ、シイノキ、ヤブニツケイ、ハリハリノキ、カゴノキ、クロマツ、ハマビハ、マテバシヒ、ツバキ、ラカンマキ、シロダモ、とともにビロウ、イズセンリヤウ、トビライキ、ハマヒサカキ、コウシウウヤクハドノキ、クチナシ、タマツバキ、モクタチバナ、エノキ、ムクノキ、ニハトコ、オオバムラサキシキブ、クコノキ等の小数の落葉樹に加え、それにオオバグミ、チョウセンテイカカツラ、キジヨラン、ハマニンドウ、ムベ、ハマヤイトバナ、イタビカヅラ、等の暖帶■攀植物がまといつきリウニンタイ、オオタニワタリ、ヒロハオオタニワタリ、ホソバオオタニワタリ、オオイワヒトデ、シロヤマシダ、イシカグマ、ホソバカナ、ワラビ（以上羊歯類）クマノギリ、ツルソハノシラン、タマタケラン等の暖地草本類が繁茂しことにシオカゼタツ、ナミソウの大群落があってわが国暖帶の代表的植物群落を小区域に集めている。