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現和の種子島大踊

げんなのたねがしまおおおどり

概要

現和の種子島大踊

げんなのたねがしまおおおどり

無形民俗文化財 / 九州

選定年月日:19741204
保護団体名:西之表市現和の種子島大踊保存会

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 これた鹿児島県西之表市現和(種子島)に伝承されているもので、三月二十七日と十月二十七日に踊られる。
 風流系の太鼓踊の一種で、種子島に数多く分布するこの地方独特の芸能である。胸に大太鼓をかけた二十数人の踊り手が中心になるが、他に、入れ鼓、鉦、鉄砲、弓、刀の諸役が加わり、入れ鼓、鉦の役の歌につれて、一同豪快な踊を展開する。
 始め出端があり、原則として何列かの縦隊を作って出て行き輪をつくる。次に木踊となるが、輪になってぐるぐる回りながら踊るのと、二列又は四列になって並んで踊るのと二通りある。
 両手にバチを持って大太鼓を叩く百姓の踊と(両バチ)、片手に太鼓、片手にバチを持って片方から叩く武士踊(片バチ)とがある。

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