鉄錆地桃形四枚矧二段眉庇南蛮兜 てつさびじももなりよんまいはぎにだんまびざしなんばんかぶと

工芸 

日本
桃山時代
36.0×35.0×27.7cm
1

室町時代後期以降の兜で、製作が簡略化され実用的でもある兜は、頭形兜と桃形と烏帽子形の兜である。桃形は南蛮兜の影響のある形で、前方中央から後方にかけて一条の鎬を立て、左右両面を平骨に仕上げているため、敵の攻撃物をすべらせて避けるのに役立った。本作も桃山時代の桃形南蛮兜の代表的なもので、その構成法は一枚の鉄を打ちふくらませて作る一カ所合わせの方法が困難であったらしく、四枚の鉄片を打ち出して構成している。は、黒漆塗りに萌黄糸を六段に素懸威した日野根型であり、吹返に花菱紋を金で、前立には木彫に鍍金を施した蛇之目紋[輪貫と呼ぶ環の文様の俗称]を置いている。

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