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女官への飯・塩支給木簡(平城宮跡内裏北外郭官衙)

にょかんへのめし・しおしきゅうもっかん(へいじょうきゅうせきだいりきたがいかくかんが )

概要

女官への飯・塩支給木簡(平城宮跡内裏北外郭官衙)

にょかんへのめし・しおしきゅうもっかん(へいじょうきゅうせきだいりきたがいかくかんが )

木簡・木製品類 / 奈良 / 奈良県

奈良県

奈良時代

長さ(129)mm・幅184mm・厚さ4mm

1点

奈良市

「飯(めし)五斗」と「塩一百顆(か)」を女官の「真浜(まはま)女(め)」に支給したことが記される。「飯五斗」は今の2斗、約30キログラム。「顆」は片塩(かたしお)(堅塩(きたし))の単位。1顆は5合、1升5合、3升などの例がある。五合とみても、飯に比べて過大な量で、米の支給量には見合わない。「板野(いたの)」は、阿波国(あわのくに)板野(いたの)郡(ぐん)出身の采女(うねめ)、板野(いたのの)命婦(みょうぶ)(粟凡直(あわのおおしのあたい)若子(わくご))のことか。真浜女の上司であろう。

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