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切嵌象嵌箱「白光」

きりばめぞうがんばこ「びゃっこう」

概要

切嵌象嵌箱「白光」

きりばめぞうがんばこ「びゃっこう」

金工 / 昭和以降

山本晃  (1944~)

やまもと あきら

平成8/1996

彫金

1口

文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)

第43回日本伝統工芸展

国(文化庁)

 わずかに胴張りをつけた、ほぼ長方形、印籠蓋造の箱である。身は低く、基部を赤銅と銀の接合せとし、蓋は丈高く、上方から赤銅、四分一、銀を用いて切嵌象嵌(文様を切り透し、その中に異なった金属板を嵌め込む技法)で文様を表わす。文様は山並状に銀、四分一、赤銅と色彩を序々に替え、さらに前後四間、左右二間に分けて銀の界線を入れる。四分一は色を少しずつ替え、銀、四分一、赤銅の質感を上手につかって趣向のある作品にしている。
 「白光」の題名は未来に向けての希望の夜明けを意図したという。

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キーワード

象嵌 / / 四分一 / 文化庁

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