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熊石の山海漁猟供養塔

くまいしのさんかいぎょりょうくようとう

概要

熊石の山海漁猟供養塔

くまいしのさんかいぎょりょうくようとう

江戸 / 北海道

北海道

江戸時代

安山岩

高さ115㎝、幅34.3㎝、奥行き19.5㎝

1

八雲町根崎 法蔵寺

函館バス熊石バス停から徒歩5分、八雲町教育委員会 0137-63-3131。

法蔵寺

北海道指定有形文化財

・この供養塔は、高さ115センチメートル、幅34.3センチメートル、奥行き19.5センチメートルで安山岩という石でできています。碑の右側面は「享保六」(1721)が読みとれますし、左は「五月二三日」となっています。正面中央には「山海漁猟群萌下種結縁為菩提也」右下に「願主松前」左下に「熊石村中」と刻字されています。
・この供養塔建立の意味は、魚や獣が食と生活を与えてくれることへの感謝を込めて供養するということで、この種の供養塔としては、北海道最古のものです。
・この塔には、ホッケの由来のもととなった法順和尚の伝説が残されており、熊石町では今でも毎年三月になると、この塔の前に集まって「魚像供養」が行われています。

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キーワード

津波 / 北海道 / 熊石 / 供養

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