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エロシェンコ像〈中村 彜筆 一九二〇年/油絵 麻布〉

えろしぇんこぞう

概要

エロシェンコ像〈中村 彜筆 一九二〇年/油絵 麻布〉

えろしぇんこぞう

絵画 / 大正 / 関東 / 東京都

中村彜

東京都

大正/1920

1面

東京国立近代美術館 東京都千代田区北の丸公園3-1

重文指定年月日:19770611
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立美術館

国宝・重要文化財(美術品)

中村彝(一八八七~一九二六)は、短い生涯の全情熱を絵画に傾け、次々と秀作を発表し、近代洋画界に大きな足跡を遺した。彼は初め白馬会研究所や太平洋画研究所で勉学し、明治四十二年の文展で褒状を受け、翌年には三等賞を得るなど早くからその才能を評価された。本図はわが国に滞在していたロシアの盲目の詩人ワシリー・エロシェンコを描いたもので、大正九年の第二回の帝展に出品され、二年後にパリの日仏美術交換展にも出品され好評を博した。

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