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後鳥羽院御抄〈并/〉越部禅尼消息

ごとばいんごしょうならびにこしべのぜんにしょうそく

概要

後鳥羽院御抄〈并/〉越部禅尼消息

ごとばいんごしょうならびにこしべのぜんにしょうそく

その他 / 南北朝 / 関東 / 東京都

東京都

南北朝/1351

1帖

東京都港区三田2-15-45

重文指定年月日:19740608
国宝指定年月日:
登録年月日:

学校法人慶應義塾

国宝・重要文化財(美術品)

綴葉装(三括)の冊子本。後鳥羽院御抄は上皇が和歌作法七ケ条と、当代の歌人批評を論述されたもの、越部禅尼消息は藤原俊成の養女であった源具定母が、続後撰集の勅撰に当り、撰者藤原為家に与えた消息で、共に鎌倉時代の代表的歌論として著名である。本書は奥書によれば先に自写本を失った頓阿(一二八九~一三七二)が或る人に誂えて書写せしめた旨を伝え、その最古写本として中世文学史上価値が高い。

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