江戸小紋 えどこもん

染織 

指定年月日:19780426
重要無形文化財

 小紋染は、江戸時代に武家の裃の染め模様として大いに隆盛し、我が国の代表的な染色技法の一つとなった。細かな単位模様を一面に配して一色に染めるところに特色がある。明治以後、一般の着物の柄として広く普及し、今日、江戸小紋と称されている。
 技法上、もち米粉を主剤にした防染糊づくり、型紙を用いた型付け、色調の表現などが技術者の腕の振いどころである。これは我が国の型染の基本的な技法であると同時に、その染めはすぐれた工芸美として高い評価を受けてきた。
 以上のように、江戸小紋は、伝統型染の基本的技法を伝えるものであり、かつ、職人の仕事が生みだす様式美が高度に発揮されたものとして芸術上価値が高く、また工芸史上特に重要な地位を占める技法と認められる。
 江戸小紋の染色で重要な点は、優れた型紙があってはじめて染色技術が生かされるところにある。型紙は柿渋で貼り合わせた和紙に模様を彫刻して作られるもので、伝統的な江戸小紋の彫刻の場合は、特に良質の和紙が要求される。

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