夷酋列像粉本 いしゅうれつぞうふんぽん

日本画 / 江戸 / 北海道 

蠣崎波響 (明和元年~文政9年)
かきざきはきょう
北海道
江戸/1764~1826
1
函館市中央図書館、函館市五稜郭町26番1号
函館市中央図書館0138-35-6800、市電五稜郭公園前駅から徒歩15分
函館市中央図書館
北海道指定有形文化財

・寛政2年(1790)、蠣崎波響が松前藩の命により描いた「夷酋列像」(別名御昧方蝦夷之図)の下書きです。
・「夷酋列像」は、寛政元年のクナシリ・メナシの戦いに際して、松前藩に協力し、その鎮定に功績のあった12名のアイヌの長を描いたもので、南蘋派の影響を受け、その精密な描写と鮮烈な色彩によって広く注目され、完成の翌年光格天皇の天覧に供されるところとなりました。波響の代表作の一つとされる「夷酋列像」は、複数の組で描かれたと推定されているように市立函館図書館に2点、フランス・ブザンソン市立美術館に11点が収蔵されています。「夷酋列像」の粉本は、松前広長著「夷酋列像附録」との同定により、13枚のうち、チキリアシカイ(其一)、ションコ(其二)、イコトイ(其三)、ボロヤ(其六)、イニンカリ(其七)、ニシコマケ(其八)、マウタラケ(其九)、ノチクサ(其十)、ツキノエ(其十一)の9枚が波響自らが描いたものとされ、「夷酋列像粉本」に描かれた人物名は、天保14年(1843)制作の小島貞喜による模写図の発見によって確認されたといわれます。
・また、現存する波響自筆の逸品となっている「夷酋列像粉本」とともに完成された「夷酋列像」は、蝦夷錦にみられる細密な描写など、当時のアイヌ民族と周辺諸民族との関わりを示す貴重な研究資料となっています。

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