黒柿蘇芳染拭漆宝相華文嵌荘香座 制作工程見本 くろがきすおうぞめふきうるしほうそうげもんがんそうのこうざ せいさくこうていみほん

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その他 / 昭和以降 

大坂弘道 (1937~)
おおさか ひろみち
平成17/2005
黒柿、刳物、錫線象嵌、蘇芳染、拭漆
各 高4.0 13.0×24.0
一式
文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
国(文化庁)

 木工芸の技法の種類は多く、板を組み合わせて箱などを作る指物、木塊を手作業で刳り抜いて器などを作る刳物、木材を轆轤で回転させながら刃物で削る挽物、薄板を環状に曲げる曲物などの造形技法のほか、異なる素材をはめ込む木象嵌などの装飾技法がある。
 本作品は、黒柿を素材とし、刳物の技法で四脚をもつ長花形に造形し、錫線象嵌で表裏を装飾した香座の制作工程見本である。宝相華円文、雲文、鳥文の錫線象嵌は、薄く削った部材に文様を糸鋸で透かし、その隙間に帯状の錫薄板を嵌め込む技法による。木地は蘇芳染の後、拭漆仕上げとしている。完成作品を含む6点組の工程見本のほか、試作品1点、唐草文象嵌見本、木地木画見本、矢筈文木画見本(正倉院宝物「紫檀木画箱」復原模造木画残片)等が付属する。

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