南蛮屏風 なんばんびょうぶ

歴史資料  絵図・地図 / 江戸 / 日本 

江戸時代初期
紙本金地著色
各149.0×353.3cm

 いわゆる「南蛮屏風」とは、洋風画の技法をほとんど用いず大和絵の手法で南蛮船入港など西洋人の風俗を描いたものである。南蛮屏風が描かれたのは、豊臣秀吉が朝鮮出兵のため肥前名護屋に築城する際、随行した絵師たちが長崎で南蛮船や西洋人の風俗を見たことにはじまるともいわれており、16世紀末から京都・畿内で大流行し、鎖国後も制作され続けた。本図は右隻に日本へ渡来した南蛮船が入港する場面、左隻に乗馬などの異国風俗を描いている。その類例としては、狩野派によるサントリー美術館本、東京国立博物館本があり、本図はこの2本を折衷(せっちゅう)した内容をもつ。ただしその筆者については、狩野派などの正統の画人とは思われず、検討を要する。

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