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俳聖殿

はいせいでん

概要

俳聖殿

はいせいでん

近代その他 / 昭和以降 / 近畿 / 三重県

三重県

昭和/1942

木造、建築面積190.13平方メートル、二階建、檜皮葺

1棟

三重県伊賀市上野丸之内116番地

重文指定年月日:20101224
国宝指定年月日:

伊賀市

重要文化財

 俳聖殿は、俳聖と称された松尾芭蕉の生誕300年を記念し、昭和17年、上野城跡の北部に建設された。施主は衆議院議員を務めた川崎克、設計指導は東京帝国大学名誉教授の伊東忠太である。
八角形平面の一階に円形平面の二階を載せた構成で、上層屋根は変形の宝形造とする。また柱や梁など主要部材には円形断面の木材を使用している。
 俳聖殿は、他に例を見ない構成をもつ、大規模な記念建造物であり、伝統建築を基礎にしながら、自由な意匠を取り入れた独創的な造形になる近代和風建築として、価値が高い。

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キーワード

殿 / 宇治 / 茶道 / 本館

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