大将軍神半跏像 だいしょうぐんしんはんかぞう

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彫刻 / 奈良県 

平安時代 12世紀
木造 檜材 一木造 彩色 半跏像
像高68.5
1躯
伝大将軍八神社(京都)伝来

 京都・大将軍八神社の神像群とともに伝来したという神像で、右足を踏み下げて坐(すわ)る。瞋怒相(しんぬそう)で甲冑(かっちゅう)を着用した姿だが、平安後期彫刻らしい穏やかな表現が目立つ。今日大将軍八神社は祇園社(現・八坂神社)の祭神である牛頭天王(ごずてんのう)と同体の素戔嗚尊(すさのおのみこと)を主神とする。牛頭天王・大将軍神とも、恐ろしい疫神を慰撫して災厄を除くという信仰の対象だが、牛頭天王の彫像の中にも本像に似た着甲・踏み下げの作例があり、四天王など仏教の神将像の影響を受けて形成された、この種の神々の姿の系譜を考える上で興味深い。

なら仏像館 名品図録. 奈良国立博物館, 2010, p.114, no.148.

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