無生野の大念仏 むしょうののだいねんぶつ

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無形民俗文化財 / 中部 

選択年月日:19720805
保護団体名:無生野大念仏保存会
備考:所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています)
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 無生野の大念仏が伝承される秋山村は、山梨県のほぼ最東端にあたり、無生野地区は秋山村の西端にあって、村境の雛鶴【ひなつる】峠から流れ出し村の中央を東に向かう秋山川の最上流地域になる。
 無生野の大念仏は、かつては、ともに旧暦の一月と八月のそれぞれ十六日前後に行われたというが、今は旧暦の一月十六日と新暦の八月十六日に行われている。例年、まず一月七日に無生野地区を二つに分けた上区、下区から一名ずつが選ばれ、両者は互いに相談して、どちらが一月あるいは八月を担当するかを決める。一月の担当者はトウヤク(当役)、八月の担当者はアイトウヤク(相当役)とよばれる。さらに上、下区は各三組に編成されていて各組からコヤク(小役)とよばれる一名ずつが選ばれ、これら小役の六名が当役、相当役とともに行事を進行する。大念仏は、かつては各年の当役、相当役の家で公開されていたが、平成二年三月に地区の公民館として「秋山村無生野集会所」が完成した後は、そこを会場にして行われている。
 当日になると集会所の一部屋にドウジョウ(道場)とよばれる二間四方の区画を設けるが、これは中央と区画の四隅に枝葉のついた青竹を立てて縄で互いに固定し、その縄や竹に御幣などを飾ったもので、中央に皮の締めをクサビで強めた大きい締太鼓を据えている。また部屋の壁に、中央に阿弥陀如来など三本の掛軸を掛け、供物や祈祷に使う御幣を差したコシ(輿)とよばれるものなどを供えて祭壇とする。
 大念仏の次第は「道場入り」「道場浄【きよ】め」「ほんぶったて」「かりぶったて」「一本太刀」「二本太刀」「ぶっぱらい」「念仏のふ…

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