伊勢太神楽 いせだいかぐら

無形民俗文化財 / 近畿 

選択年月日:19700608
保護団体名:伊勢太神楽講社
備考:所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています)
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 桑名市太夫町の増田神社の祭礼に奉納される獅子神楽の一種であるが、それ以外の日は近畿・北陸地方を巡行している。悪魔祓いの獅子舞に曲芸を加味して演じるのが特色の獅子神楽として知られている。
 獅子頭は悪魔を祓って幸福を招来するという信仰があるが、これに加えて放下芸【ほうかげい】(曲芸)の芸能要素を豊富に取り入れて構成されているのが、この太神楽であり、当地草分けの山本家を中心に代々伝承されて今日に至っている。
 演目には、神事舞としての「鈴の舞」「四方の舞」「扇の舞」、放下芸(曲芸)としての「手まりの曲」「剣三番叟」「水の曲」、それに固有の神楽舞としての「吉野舞」「剣の舞」、さらには放下の新曲としての「玉獅子の曲」「魁曲【らんぎよく】」などの多数のものが伝えられている。とくに放下の芸系を遺す演目は、芸能史的に貴重であり、獅子による曲芸という芸態にも特色があると認められている。

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