備前焼 びぜんやき

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陶芸 

指定年月日:20040902
重要無形文化財

備前焼は、現在の岡山県備前市伊部【いんべ】一帯を中心に、一二世紀後半、平安時代末ころから今日に至るまで、連綿と伝えられてきた伝統的な陶芸技法である。備前焼は、釉薬を用いない焼き締めによる焼成方法に特色があり、その陶土は、室町時代末期以降、この地方特有の鉄分の多い、可塑性に富む田土【たつち】が主な原料として使われるようになった。
 中世古窯の一つとされる備前窯は、主に壺、甕【かめ】、擂鉢【すりばち】などの日用雑器を焼造してきたが、桃山時代には、茶の湯の流行の中で、豪放で雅趣に富んだ花入や水指などの名品を数多く生み出し、わが国における代表的茶陶産地となった。その後、時代の推移の中で衰退の時期があったりするが、昭和の初めころ、桃山時代のいわゆる古備前の作調を評価し、それを拠りどころとする芸術的作風が興り、その後それが備前焼の主流となった。
 今日の備前焼は、土そのものの味わいと窯変による効果を生かす伝統的な技法をもとに、現代の感覚に沿った制作が活発に行われ、独特の芸術性を備えた陶芸技法として高く評価されるものである。

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