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厨の地蔵菩薩彫像板碑

くりやのじぞうぼさつちょうぞういたび

概要

厨の地蔵菩薩彫像板碑

くりやのじぞうぼさつちょうぞういたび

有形民俗文化財 / 室町 / 九州 / 福岡県

福岡県

室町/1418年

安山岩製、自然石の平面を浅く彫り込む半浮彫。

高さ125cm、幅20~27cm、厚み19~24cm

1基

福岡県久留米市諏訪野町1830‐1

久留米市指定
指定年月日:20120924
 本来は、御井町に現存する厨山安養寺の寺内にあり、高良山門前町として栄えていた府中の市恵比寿として祀られていたと伝えられる。府中から東合川町字上へ移された時期は不明である。

久留米市

有形民俗文化財

応永年間に製作された地蔵は久留米市を中心に周辺地域で20基以上が確認されている。厨の地蔵板碑は、製作年が応永25年と明記されており、これまで確認された応永地蔵の新規例である。筑後川中流域の地蔵菩薩信仰を知る上で貴重な資料である。

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キーワード

地蔵 / じぞう / 菩薩 / 製作

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