文化遺産オンライン

中央アジアにおける後期古代仏教文化 壁画の図解/海馬石窟から出土した断片

概要

中央アジアにおける後期古代仏教文化 壁画の図解/海馬石窟から出土した断片

歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 文書・書籍 / 中国

Le Coq, Albert von

中国・キジル

壁画断片

3.14x1.90m(広さx高さ)

1枚

所蔵:東洋文庫

海馬石窟から出土した断片。カタログ番号1B8411。発掘場所:キジル。サイズ:幅3.14m、高さ1.90m。年代:5-6世紀(?)。この初期の華麗な壁画はキジルの大峡谷の「海馬石窟」から出土したもので、第1壁の半月形壁面にあった(図面の壁3。グリューンウェーデルの模写はパネルa、No.i参照)。絵画の様式(様式i)ガンダーラ彫刻の様式と密接な関係にある。この絵、およびパネル2に再現されているそれと向き合う半月形壁面(図面の壁2)は、コレクションの中でも芸術史の観点から最も重要な出土品に属している。グリューンウェーデル教授は、1906年我々を訪ねてこれらの絵を模写した。1913年になって第4回調査団から貸与された絵の研究を容易にするために、コピーの複製をここに再度掲載した。

関連作品

チェックした関連作品の検索