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紀伊大谷古墳出土品

きいおおたにこふんしゅつどひん

概要

紀伊大谷古墳出土品

きいおおたにこふんしゅつどひん

考古資料 / 古墳 / 近畿 / 和歌山県

和歌山県

古墳

一括

和歌山市湊本町3-2

重文指定年月日:19820605
国宝指定年月日:
登録年月日:

国(文化庁)

国宝・重要文化財(美術品)

大谷古墳は、紀ノ川流域の右岸、和泉山脈の南麓に立地する前方後円墳で、本件は内部主体の組合式石棺【くみあわせしきせつかん】の内外から出土した副葬品の一括である。遺品は、装身具類、武器類、馬具類などに大別できるが、特に大陸的要素をもつ精緻な馬装具が注目される。多数の鉄小札を綴合わせた馬甲、馬頭を覆う上端に立飾りをつけた馬冑は、わが国古墳出土の遺品として特異なもので、大陸的色彩の強いものである。わが国の騎馬文化の実態をみるうえに欠くことができない。

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