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津軽神楽

つがるかぐら

概要

津軽神楽

つがるかぐら

無形民俗文化財 / 東北

選定年月日:19761225
保護団体名:津軽神楽保存会

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

伝えによると、正徳年間、津軽藤崎の堰明神をつかさどる堰八豊後が、津軽藩の許しを得て吉川惟足の流れの神楽の伝習を受け、これを津軽の社家の人々に伝えたのがはじまりとされる。現在も社家の後裔が多く受け継いでおり、神事的色彩が濃く、娯楽性が稀薄な神楽として特色がある。明治初年までは他の曲も演じられていたが、現在は十二番の曲が行われている。神入舞、宝剣、磯良【いそら】、千歳、朝倉、榊葉、天王、弓立【ゆだて】、湯平均舞【ゆならし】、国堅舞【くにがため】、御獅子舞、四家【しかの】舞の十二番がそれで、笛、小鼓、太鼓、笏拍子などを伴奏にして演じられる。神職の「組」組織によって伝承されてきており、本式には七人の神職を必要とする。演じる時期は不定期である。

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キーワード

神楽 / / 演じる /

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