根子番楽 ねっこばんがく

その他の画像全6枚中6枚表示

無形民俗文化財 / 東北 

選択年月日:19720805
保護団体名:根子番楽保存会
備考:所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています)
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 根子番楽は、武士を主人公にした舞を中心に、太鼓、笛、手びら鉦【がね】、拍子板【ひょうしいた】、ホラ貝の伴奏にのせて、勇壮にきびきびと舞うもので、東北地方に伝承されている修験系の神楽の中でも、特に歌詞や芸態の伝承が確実なものの一つである。
 阿仁町【あにまち】は、秋田県の中央やや北寄りに位置し、またぎの里として知られる奥羽山脈に近い山がちの地である。町の中央を、能代【のしろ】平野を東西に貫流して日本海に注ぐ米代【よねしろ】川の支流の一つである阿仁川が流れている。根子【ねっこ】地区は、阿仁川から一キロメートルほど西側で、四方を山に囲まれたすり鉢状の盆地である。
 根子番楽は、阿仁町公民館根子分館体育館で演じられる。当日になると体育館の舞台後方に番楽幕【まく】と呼ぶ布幕【ぬのまく】を張る。幕には、ところどころに縦に切り目が入れてある。向かって左に太鼓、板を二本の棒で叩く拍子板、手びら鉦の演奏者が座り、右側には笛の演奏者と手びら鉦の演奏者が座る。まず楽器演奏が行われ、次に口上【こうじょう】を述べてから舞が披露されていく。舞は、少年たちによる露払【つゆはら】いで始め、翁舞【おきなまい】や三番叟【さんばそう】、敦盛【あつもり】、信夫太郎【しのぶたろう】、鞍馬【くらま】、曽我【そが】兄弟、作祭【さくまつり】などと続き、最後に鐘巻【かねまき】が演じられる。なお、間に、観客の祝儀に対するお礼の口上や、お礼の意味を込めて、本舞台を踏む前の少年たちによる花【はな】番楽が行われる。
 舞に先だって行われる演奏は、観客を呼ぶためという。演奏の途中に、幕の奥から掛…

関連リンク

根子番楽チェックした作品をもとに関連する作品を探す

根子番楽
南部切田神楽
田子神楽
杉沢比山
杉沢比山
ページトップへ