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鉄打出金箔押唐冠形兜

てつうちだしきんぱくおしとうかんなりかぶと

概要

鉄打出金箔押唐冠形兜

てつうちだしきんぱくおしとうかんなりかぶと

工芸品 / 金工 / 漆工 / 江戸 / 日本 / 九州 / 佐賀県

江戸時代初期/17世紀

鉄製

奥行34.0cm 幅30.0cm 総高52.0cm

1頭

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

唐様の冠を象った変わり兜。鉢は鉄打出金箔押とし、前正中に径12cmの黒餅を描き、後頭部に巾子形を大きく配する。眉庇には見上げ皺を盛り上げ、鉢の左右に練革金箔押の梶の葉形の脇立をつける。シコロは黒漆塗日根野形六段で、裏は潤塗革貼。桃山から近世初頭にかけて、諸々の形象を象った各種の変わり兜が流行したが、なかでも唐冠形兜は現世支配の高官の荘厳を連想させることから、武将に愛用された。

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