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玉篇巻第九零巻

ぎょくへんかんだいきゅうれいかん

概要

玉篇巻第九零巻

ぎょくへんかんだいきゅうれいかん

その他 / / 近畿 / 京都府

京都府

紙本墨書、巻子装

縦27.1㎝ 全長168.7㎝

1巻

京都府京都市東山区茶屋町527

重文指定年月日:20120906
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

『玉篇』は、梁の大同年間(五三五~五四六)、顧野王の撰述になるもので、偏・旁により漢字を五百四十二部に類別する部首別の字書で、三十巻からなる。中国では散逸し、わが国にのみ伝存する極めて貴重なものである。本書は、その書風などから八世紀の書写とみられる唐写本で、紙背には治安元年(一〇二一)の書写になる「金剛界私記」があることから、それまでには伝来していたことになる。本書は、国宝の早稲田大学本の欠失箇所に接続する。

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キーワード

/ 写本 / 書写 /

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