友禅訪問着 「光波」 ゆうぜんほうもんぎ「こうは」

染織 

森口邦彦 (1941(昭和16)年-)
モリグチ・クニヒコ
平成元年/1989
絹 友禅染
裄64.2 丈173.0
1領

森口邦彦の作品は、線と面による構成的なものと、パターンの位相幾何学的展開を追求したものなどがありますが、いずれも幾何学文様です。柄が、きものを着装したときに最も美しく見えるようにより効果的に配置されています。森口をはじめ志村ふくみや宗廣力三、芹沢銈介などの伝統工芸の染織家たちの作品は、現代感覚が味され現代の生活の中で十分使用することができ、一種の新しささえ感じさせてくれます。
 森口邦彦は昭和16(1941)年京都生まれ。昭和38 (1963)年京都市立美術大学日本画科卒業後、パリ国立高等装飾美術学校へ留学。昭和42 (1967)年第14回日本伝統工芸展入選(以後連続入選)。昭和44(1969)年第6回日本染織展「霊明」で文化庁長官賞、第16回日本伝統工芸展「千花」でNHK会長賞、(社)日本工芸会正会員。昭和48(1973)年第20回日本伝統工芸展「渓流」で朝日新聞社賞。昭和61(1986)年フランス政府芸術文化シュヴァリエ賞。平成4(1992)年芸術選奨文部大臣賞。平成7(1995)年京都府指定無形文化財保持者認定。平成13(2001)年紫綬褒章受賞。平成19(2007)年重要無形文化財「友禅」の保持者に認定。

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